TOPページ > 自閉症・発達障害の基礎知識 > 自閉症だとわかったら
さて、いままで自閉症には特効薬はないといわれてきました。
でも、健診などでの早期発見が重要だともお伝えしました。早期発見することによって早期に対処できるからです。では自閉症だとわかったらどうしましょう?
いままでとても育てにくいお子様だと思われていたかもしれません。中には相談しても、心配しすぎ、神経質なだけなどといわれたりしてお困りだったかもしれません。
または言葉に遅れがなくて自閉症が軽くみえても、コミュニケーションの障害があって一番困ってらっしゃるのは、実は本人だったりするわけです。
そのために早期発見が重要なのですが、多くは幼少の頃に親子で療育を受けることになると思いますが、代表的なのが、TEACCHプログラムです。その他、物理的にも視覚的にも「構造化」を行ないます。
一人になれるスペースを確保して囲いを作ったり、自分の今日一日のスケジュールを絵カードにして貼り付けて目で見てわかるようにしたり、タイマーを使ったりとこれからの行動の見通しが立てられるようにします。
そうして見通しがつくことによって、今まで先の見通しがつかなかった部分をフォローし、パニックを減らしていきます。また、療育は受けるだけでなく、実際に実践していかなければなりません。
家で絵カードを作ったり、言葉をツールとして利用しないカナータイプの自閉症児に、自分を相手に紹介したり、相手に自分の意思を見せるための絵を見せたりするようなツールや、パニックの対処の仕方を書いておくサポートブック作りなどもあるでしょう。
また本人の部屋の構造化も必要ですし、一人では子育ては出来ませんから、それらを家族、学校、地域へと協力をお願いしなければならないときも来るでしょう。だからといって悲観する必要はないのです。特技を生かして成功している人もたくさんいます。記憶力や計算がすぐれているから教授になった人だっています。
画家になった人だっています。もちろん就労だって技能を少しずつ修得していけばジョブコーチの指導の下でできるようになることだってあります。